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料理は愛情

この記事の所要時間: 051

親父の記憶は全く無いし、顔も名前すら知らない。

母子家庭なのだが、母も仕事で忙しく俺は小さい頃から祖母に育ててもらった。
いつもばあちゃんは、「ひもじいか?」と言い、卵と醤油だけの炒飯を作ってくれた。
それが絶妙な味で、俺も一端の料理人なのだが、何度挑戦してもあの味は出せないでいる。

毎日一緒にいたばあちゃんも、小4の頃に糖尿病で他界した。
人前で泣くのがかなり恥ずかしい年頃なのに、葬儀中に大声で泣いた。

高校の時に、母とばあちゃんの思い出話になった。「ばあちゃんね、料理なんか全然しなかったんだよ」「でもね、お前にご飯食べさせる為に」「不器用だからたったひとつしかレパートリーなかったけど、ご飯作ってくれたんだよ」たしかに今思えば、ばあちゃんの作る炒飯は美味いとは言い切れない。

だが俺の思い出の中では、未だに追いつけない味なんだよな。
まさに、料理は愛情ってヤツだ。

ばあちゃんに、俺の炒飯食べさせてやりたかった。

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コメント

    • 名前: 匿名
    • 投稿日:2014/12/28(日) 15:45:25 ID:YzMjM3NTc

    私もそれなりに料理してきたし、職業柄いろんな料理も食べたしいろんな食材を扱ったが料理下手な母親が作ってくれたオヤツっぼいものが未だに再現出来ない。
    再現出来ないまま時間が経って記憶が美化されちゃってるからなのか本当全然出来ない。
    記憶にある材料でググってこれだ!ってのを見付けて作っても違う。
    かーちゃんやばーちゃんの料理って不思議だよなぁ。
    私も自分の子供達そんな思い出の一つでも残してやりたいわ。

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