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不器用な父親

この記事の所要時間: 143

兄は中学の時登校拒否をして自傷行為に走り、何とか高校・大学にいけたのですが社会に出るときに、また躓いてパラサイトになりました。

昔から仕事仕事で家に殆どいない父、たまに口を開けば酔った言葉、父から愛情を感じたことが無い。
兄は遺書らしきものに書いてて、私もそう感じていたので話し合いの席で話してみました「成長する子供にとって親は重荷になるもんだ。だから期待せず心配させず、自分の生きる道を決めて欲しかった。そして18歳も過ぎれば、独立すべきだ。どうしようも無くなったらいくらでも支援する。ただ家にいつくのは駄目だ。家族に簡単に逃げるようになってしまうと自分達が居なくなった後、どうやって生きてくんだ。ひとりでも生きていけるようにならなければ、どうやって生きてくんだ?」

常々「カネならやるから早く家から出て行け」と怒鳴っていましたが不器用で話しベタな父親は、こういう表現しかできなかったんだと初めて知りました。
無口で不器用だけど、私達を愛してくれているんだと初めて知りました。
「治療費や施設費のカネの事なら心配するな。だからお前はこの家を忘れて、早く幸せになれ。」この一言を聞いたとき、嗚咽してしまいました。

その後、一度父親が監督をしている現場にこっそり見に行きました。
父は色んな人に指示を出したり頭を下げたり、動き回っていました。
父の同期の人たちがリストラに遭ったり依願退職する中どんな仕事でも家庭で不満や愚痴の言葉をひとつも漏らさず何とか歯を食いしばって家族のために働いている父親を見て、また嗚咽してしまいました。

お父さん、太ってお酒が大好きで口も悪いし格好悪いけど、最高の父親だって今やっと気づきました。
ずっと守ってくれててありがとう。好きな道を選ばせてくれてありがとう。暖かさに気づけなくてごめんね。

ちなみに父親には、まだ素直になれず感謝の言葉を言えないです。
でも家のことは忘れてやらないし、こっそり箪笥の引き出しに僅かだけどお金を置いています。

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 カテゴリ:父・母の泣ける話
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