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初めて男の人があんなに泣くところを見た

この記事の所要時間: 24

中3の冬ぐらいのときだったかなあ

私が父の仕事場に行ったとき、「○○さんって言うんだ、凄く良い人。」と、
父がいきなり私にあるおじさんを紹介した。

ちらほら父を通してそのおじさんと会って話したりしてる内に、
○○さんはスポーツが凄く好きで バレーのクラブチームで指導したりもしてた事とか、
体にもいつも気を使っていた事、それに凄く気さくで友人が多かった事。
色んなことを知った。
ちょっとしたことにもすぐ気を使ってくれる人で、
お年玉も当然のように渡してくれて、正直少し驚いた。

父の会社の人で、たかが中学生の私に
こんなに優しく接してくれる人は他に居なかった。
それぐらい優しくて温厚的な人だった。

でも、しばらくするとぱったり会わなくなった。

何ヶ月か経った頃、
父がいつもの少しおちゃらけた感じで
「あのな、○○さん死んじゃったよ」

いつもの冗談かと思って「ふーん」って聞き流した

「○○さん、癌だったんだ。入院してたけど、ちょっと前に退院したんだよ。
でも、それはもう手のつけようがないからだったんだって。
癌が色んなとこに転移しすぎて手術しようがなかったって…
昨日の夜、家で倒れてそのまま…」

父の目が真面目になっていた。
「ほんと?」
「うん」
「ほんとに?」

二回目に聞き返した時にはもう私は泣いていた。
涙が本当に止まらなかった。
「人が死んだ」という現実を受け止めることが初めてだった

「今日の朝、息子さんから『父が死にました』って電話来たんだけどさ。
俺さあ、ほんとは今日一日ずっとずっと泣きたかったんだよ。
『なんであんな良い人が死ぬんだ』って泣きたかった。
でも、○○さんは入院とかしてて会社離れてたし、
働いてる場所も俺とはちょっと違かったからさ、
俺以外みんな○○さんのこと知らないんだよ。
だからさ、泣けなかったんだよ。
俺一人仕事中泣いてたっておかしいだろ?
家に帰るまで、ずっと我慢しててさ。
だから、お前が今○○さんの為に泣いてくれて凄い嬉しい。
俺も悲しくて悲しくて泣きたかったんだ」

と父は話した。
初めて男の人があんなに泣くところを見た。

人が死んだことと、父が泣いたこと。
この2つが不幸な偶然で重なったことにより、
一生忘れないことになるんだろうなって実感した出来事でした。
長文スマソ

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