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一歩踏み出せる勇気が欲しかった初恋

この記事の所要時間: 318

俺が小6の頃の話。

当時俺は、親の転勤で都会から田舎へと引越しをした。

時期は丁度夏休み。

まったく知らない土地で暮らすのはこれで5回目だった。

引越しが終わり、夏休みが終わり9月に新しい学校に入学した。

今までで一番小さい学校だった。

そこで俺は初めて恋をした。

 

その人は、すごいおっちょこちょいで机から物をよく落とす人。

たまたま俺が席が隣だったから拾ってあげたら「ありがとう」と笑顔で。

それがきっかけだったのかもしれない。

それから、席替えがあるときはずっと隣の席。

いつも楽しく話をした。

勉強も面白かった。

スポーツも、初めてバスケットボールをやって朝早くから夜遅くまで友達と遊びまくった。

月日が経ち、12月・1月・2月・・・。

中学校に上がるための説明会が行われた日。

そして中学校で使う教科書がみんなに配られるとき。

俺には教科書は配られなかった。

みんなには「なんでもらってないの?どうして?」と問いただされる。

そのとき初めて俺は答えた。

「俺、転校するんだ。」その数日前、家族で揉め事が起こった。

俺の親父は重度のうつ病で自殺までやろうとしたらしい。

おまけに極度のマザコン。

父方の母と父と同居してるんだが俺の母はそれに耐え切れなかった。

「別々に住む」そんな話がふと出たときに俺は初めて親に反抗した。

なんでまた引っ越すのかよ!ふざけんなよ!勝手なことばっかりしやがって!けど、どうしてそんなに反抗したのか。

もちろん初めて好きになった人と一緒に中学校に行くため。

そのとき、これが初恋なのかと気がついた。

先生に話したときには、みんなには黙っててと言っておいたけどやっぱりばれた。

もちろん好きな人にも知られた。

妙にギクシャクして話しにくくなった。

 

卒業式。

そのときの俺は、あまり覚えていない。

今まで転校してきたと時のように、無駄に感情移入しないため。

みんなのことを考えると、自分が崩れていくような感覚がするため。

だから、もうすべてがなかったの用に、一人で家に帰った。

また引越し。

新しい土地に引っ越して数日がたった。

すると春休み中に卒業旅行っぽいのをやるんで参加しないか?と先生から電話があった。

なんとなく、はい。と答えてしまった。

それはなぜか。あの人に会いたいから。

卒業旅行というよりは、みんなで一緒に遊びに行こうという企画。

市内でボーリングして飯食ってっていう内容。

もちろんあの人もいた。けど目線だけあうけど、話しかけれなかった。

もどかしかった。

何を話していいかわからなかった。田舎の駅で解散するときに、俺は「君のことが好きだった」と告白しようと考えていた。

そして、話しかけようと声をかけようとした時。

彼女は泣いていた。

目を真っ赤にして。友達から「どうしたの?大丈夫?」と言われながら。目線が一瞬あった。

それは短くも永遠に感じた一瞬。

彼女は走って帰っていった。

俺は・・・勇気がなかった。

ただ「好きだ」と一言いえない自分が憎かった。

 

親が迎えに来ていた。帰りの車内で泣きまくった。

後悔。

この半年で俺が覚えた小学校最後の言葉。

一歩踏み出せる勇気が欲しかった。

 

今年で俺は21歳。

明日、告白する。新しい中学校の頃の同窓会で久しぶりに会った人が上京する。

あのときに学んだ後悔は2度と繰り返さないため。

あたってくだけてもかまわない。

 

長文駄文失礼。

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