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愛してます。昔もこれからも。「失った彼女と親に決められた結婚」

愛してます。昔もこれからも。
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【投稿者名】いい女に出会えた俺  【性別】男性 :2015/08/30 21:17:18

 

長いけど聞いてくれたら嬉しい。

4月1日、俺は二十歳になった。

親との約束で、許嫁と結婚式をあげた。

嫁は可愛いわけでも美人でもなくて、ブスの分類に入るような奴だ。

付き合ったことはないし、ただ小さなときに話したくらいで、あとは食事会で挨拶を交わして終わってたから夫婦にいきなりなることに違和感しかなかった。

 

夫婦になる前日にお互いの話をした。

俺は、中学生の頃に人生で愛した女の話をした。

当時中学生だった俺は、やんちゃばかりして危ない奴等にまで喧嘩を売っていた。

そんなときに出会った女が静香(仮)だった。

静香は所謂いじめられっ子で、教室では名前の通り静かな女だった。

でも、静香は俺にだけは強く当たってきていた。

掃除をサボれば掃除をしろと怒鳴り付けたり、授業中寝てれば寝るなと怒ったりと俺からしたらなんで苛められてるのか分からないほどだった。

それでも、静香は確実に苛められていた。

 

ある日の放課後。

体育館でバスケをして遊んで教室に鞄を取りに行ったとき、静香は一人しゃがんで泣いていた。

「どうしたんだ?」と声をかけても、なんでもないと言い張っていた。

いつも綺麗に縛っている髪は乱れ、制服も乱れていたことから何が起きたかは、だいたい察しがついた。

 

触れられたくないことだろうと思った俺は鞄を持つと、静香に近寄り、「送るよ」と言って彼女の腕を引っ張って歩いた。

このときから俺は、彼女を守ってやりたいと思い始めた。

 

 

月日が経ち、やっと彼女が、好きだと自覚して告白し、付き合え幸せな日々を送っていた。

その頃には、やんちゃも止めて真面目になっていた。

そう幸せが続くって思ってたのに、その時は早くやってきた。

 

その日も俺はいつも一緒にいる友達と遊んでいた。

そんな俺のもとに電話がかかってきた。

誰だろうかと確認すると、非通知の電話。

気にせず電話に出た俺の耳に聞こえてきたのは、彼女を拐ったって言う嘘か本当か信じられない話だった。

それでも守らなきゃって頭になった俺は、言われた通り一人で指定された場所まで走った。

そこはいつの日か、俺が危ない奴等に喧嘩を売ってぶっ倒した廃ビルだった。

 

その場所についたとき目に写ったのは、裸の静香。

俺は目の前が真っ白になって静香に、駆け寄ろうとした。

そんな俺を押さえる数人の男。

「ちゃんと見てろよ、お前の女が犯されるとこ。」

そう言って、ニタニタと笑う男の下で俺は必死に叫んだ

 

「やめろ!やめてくれ!頼むから!!そいつは関係ねーだろ!!」

そんな甘い言葉は通用せずに

「嫌だ!やめて!離して!助けて…お願い…助けて…たすけ…」

 

彼女の泣き叫ぶ声は、男たちの興奮材料に最適だった。

結局、最後まで抜け出せず、ただ見ていることしかできなかった俺。

ふいに立ち上がった彼女は、窓際へと歩いていった。

 

「おい…どうしたんだよ…」

そうやって、ゆっくりと立ち上がり近づこうとする俺を彼女は全力で拒否した。

そして、彼女は泣きながら言った。

 

「あんたと出会って幸せだった。

でもそんなの勘違いだったみたい。

あんたは最悪の奴よ。

なにが運命よ、なにが愛してるよ。

ふざけないで。

私はあんたを許さないから。

あんたのせいよ。」

 

それだけ言うと、彼女は目の前から消えた。

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コメント

    • 名前: クズはいらない
    • 投稿日:2017/11/23(木) 03:05:51 ID:gyOTk2MjM

    クズはいらないと言われた 不要な 不要不要不要不要不要不要不要不要不要不要不要不要不要不要

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