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引っ越してばかりで友達がいなかった俺に「おかえり」と言ってくれた一人の野郎

この記事の所要時間: 158

小学生の頃、俺は引っ越しばっかで全く友達がいなかった。

ってか、友達なんか必要ないって思ってた。

ホントは寂しくて仕方なかったけど、できあがった輪の中に入ることが怖くていつも一人で遊んでた。

 

たまに誘われても

「どーせすぐ別れる。」

とか思ってたら、愛想笑いして断るのが上手くなった。

で、小6くらいの時、またいつものように引っ越しした。

 

だけど、そのときの引っ越しはいつもとはちょっと違って、もう一度同じ学校に戻ることになった。

小学校2年の時の学校に。

予想はしてた。

居る時間も短かったし、俺のことを覚えてる奴はほとんどいなかった。

俺だって、相手のことを忘れていた。

思い出す気もなかった。

いつものように一人で居た。

 

この年になると、表面上つるむ事はし出してたけど、大体は一人だった。

で、またその学校で過ごすようになって1週間くらいたった頃、一人の野郎が俺に封筒を渡してきた。

「おかえり。」

とか言って。

「何言ってんだ?こいつ。」

とか思って封筒の中身見たら、小2の遠足ん時の写真だった。

 

集合写真じゃなくて、俺と、そいつで撮ってる写真。

たまたま近くにいたから、気まぐれで、思いつきで撮った写真だろう。

撮ったことなんか全然覚えてなかった。

俺のアルバムは、ほとんど集合写真。

写真を撮らないから。

撮る相手も撮ってくれる相手もいないから。

家族は写真じゃなくてビデオばっか撮ってたし、ホントどのページも集合写真。

だから、アルバムは嫌いだった。

 

「なんか捨てるに捨てれなくてさ。渡せて良かったよ。おかえり。」

そう言われた時、俺はヤセ我慢した。

無愛想に

「捨てても良かったのに。お前アホやろ。」

って言った。

ありがとうも言わなかった。

 

家帰った後、ずっとその写真眺めてた。

「もっと笑えよなぁ、俺。無愛想な顔しやがって。」

とか言ってニヤニヤしてた。

嬉しくて泣いていた。

 

まこちん、あん時はホンマありがとう。

今でも感謝してる。

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