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「ありがとう、先生」塾で出会えて人生変わった話

生徒と向き合った先生
この記事の所要時間: 612

投稿者: 感謝
性別: 女性
お話の題名: ありがとう、先生

お話の内容:
 小6からとある塾に通っていました。しかし、頭は悪く、中1、2年ではほとんど勉強せず、部活に飲まれ、偏差値は40後半ほどでした。しかし、高校受験を控えた中3の4月、あるA先生と出会いました。その先生と初めて話した時は、志望校は無いのか?とか、こんな高校があるよと言われ、まだ部活から抜け出せていなかった私には鬱陶しいと思うほどでした。

 夏休みに入り、目標の勉強時間を決めることになりました。負けず嫌いな性格なので、人より多い目標にしました。しかし、部活で県大会に出場したこともあり、忙しく、このままでは目標には到達しないと分かっていました。そんな時、A先生は目標を書いた紙の裏に、「負けるな。折れるな。進め!」と書いてくれました。さらに、国語を担当していたB先生もコメントをかいてくれました。それを見て、やる気になり、友達に誘われた遊びもお祭りもすべて断り、1日13時間ペースで勉強しました。そのかいあり、目標を、達成できました。

 9月の終わり頃、A先生から紹介されたある有名私立高校(偏差値70の)へ見学に行きました。今までもいくつか見学したのですが、特に行きたいと言うこともなく、志望校はとりあえず地元の公立という感じでした。しかし、その高校は違いました。ひと言では表せないのですが、心の底からそこで高校生活を送りたいと思ったのです。急いで塾へ行き、A先生、B先生に宣言しました。「私、ここに行きます!」先生も驚いていましたが、全力のサポートを約束してくれました。
それからは、毎日塾へ通い、夜10時まで自習し、家に帰ってからも勉強の日々でした。先生も10時が閉鎖にも関わらず、教えたり、お話で11時まで粘り強く教えてくれました。徹夜も週に4~5回はやり、睡眠時間は四時間ほどで、学校で寝ることが多くなりました。友達は体調を気遣いながらも、応援してくれていました。

 12月。11月までは偏差値も徐々に上がり、68までいきました。しかし、12月の最後の模試では55に下がってしまい、嫌になっていました。A先生に「もう、嫌です。こんなにやったのに下がるし、もうどうせ無理でしょ。もう△△公立高校で良いや。」 A先生「そっちに行きたいならそうすれば?でも、今止めたら一生後悔するよ。本当に行きたいところはどこなんだ?」

 年が開けた1月。あと1週間で練習の受験校がありました。過去問では合格点をとっており、ほんの少し自信はありました。受験の前日。塾からの帰り道、A先生が追いかけて来て、「明日、頑張ってこい!」と力強く握手をしてくれました。夜は極度の緊張で眠れず、B先生にメールをしました。実は、B先生から「何か不安な事があるときとか、何でもいいからメールでも電話でもしていいよ。大人になってからでもいつでもいいからね。」と電話番号を教えてもらっていました。
すると、「メールありがとう。初めての受験だね。不安な気持ちはとっても分かるよ。緊張をしたら、大きく息を吸って、ゆっくり吐いてごらん。緊張が少しほぐれるよ。○○さんは今すごく不安で、自信を無くしているかも知れないけれど、みんなが貴方の頑張りを見ています。貴方が自分を信じられなくなっても、私たちは貴方を信じています。だから大丈夫、明日は本命じゃ無いから、楽しんでおいで!」と。涙が止まらず、何度も読み返しました。

 当日。緊張で思うように問題が頭に入らず、午前の科目は終わってしまいました。お昼ご飯。母の作ってくれたお弁当の上に、手紙がありました。「お姉ちゃん、頑張れ!出来る!妹 落ち着いて。深呼吸、深呼吸。母 これからだ。まだまだ!父」家族からの手紙でした。私はみんなから応援されているんだと感じました。
二日後。結果は不合格でした。
塾に行き、泣きながら自習をしていると、A先生が来ました。

「練習の受験をした意味、わかってんのか?練習だからって、簡単なとこを受けさせたんじゃねぇぞ。悔しいのは決まってるじゃん。落ちたんだから。もし受かってたら、今頃余裕ぶっこえてんじゃない?落ちる経験をしたからこそ、本命まで頑張ろうって切り替えなくちゃダメなんじゃない?ここで諦めたら、今までやって来たことは何だったんだよ!絶対無駄にするんじゃねぇぞ。」と言われました。悔しくて、本命まで気持ちを切り替えようと思えました。帰り際にはA先生から「意地を見せてくださいよ!」と言われました。

 いよいよ本命の日。B先生からメールが届きました。「いよいよ本番だね。今日は駅で待っているよ。悔いがないようやりきっておいで。」駅に行くと、A先生も来てくれていました。握手をして、パワーをもらい、A先生からはハンカチをもらいやりました。会場のトイレでハンカチを使うと、裏にこう書いてありました。「負けるな。折れるな。進め!全力でやり抜いてこい!泣き虫!」
試験では、得意の英語が振るわなかったものの、苦手な数学でとれ、自己採点では国語6割、数学7割、英語4~5割でした。
合格発表の日。私の番号はありませんでした。
その後の第2志望、最後の第3志望も塾で結果を見たのですが、全落ちでした。

 その日の夜。塾で大泣きしているとA先生「お疲れ様。僕、実は高校偏差値40のとこ行ったんだよ。それで、何でか知んないけど、大学受験で××大学(有名国立大学)目指したんだ。でも、落ちた。めっちゃやったけど落ちた。そのときは本当に悔しかった。でも、これで良かったとも思ってる。だって、こんなにすてきな仕事ができるんだから。この仕事をしてると、生徒の本気の姿が見れるんだ。そういうところを見ると、寄り添いたいって思うんだ。
落ちてごめんなさいって貴方は言ったけど、謝らないで。謝るのはむしろこっちの方。大学受験でリベンジできる。大学まではまだ3年間もあるんだよ?どうにだってなる。涙が出るのは本気だった証。本気で受験に向き合った半年間は絶対に忘れないと思う。僕は久しぶりに見たよ。こんな本気で受験に挑む生徒。
これだけは約束して。絶対に自分は何をやってもダメなんだって思ったらダメ。こんなに頑張った経験は将来の武器になるから。僕が保証する。受験は終わったけれど、いつでもここにおいで。ここは第2のおうちみたいなもんだからさ(笑)僕はいつでもここで待ってるから。」
二時間も泣き止むまで付き合ってくれました。

B先生「よく頑張ったね。貴方は、僕のなかでとても印象に残っているよ。よる10時過ぎても1人でコツコツ自習して、帰るよって言われても図々しく残って(笑)本当に頑張ったね。この経験は誰もしていないと思う、とても貴重な経験だよ。諦めなかったから、本気だったから、気づくと周りの人みんなが君を応援していた。たまたま結果には出なかったかも知れないけれど、みんなが君の頑張りを見てきたよ。こんな経験を持っているこに誇りますを持ってこれからも過ごしていってね。何かあったら電話もしてね。」

 今は滑り止めだった高校に通っています。今でも塾に行ったり、先生と連絡をとっています。先生、この経験がなかったら、今は頑張れてないよ。先生と出会わなかったら、こんな体験出来なかったよ。私は将来、先生みたいに生徒に寄り添える先生になろうとおもいます。だから、先生になったらこの塾に戻って来たいです。先生、ありがとう。大好きです!

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