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もしぼくが死んだら

この記事の所要時間: 151

一人の英国人兵士が、イラクで銃弾に倒れた。
彼は戦場に赴く前、婚約者に一通の手紙を残していた。
“もしぼくが死んだら、開封して読んでほしい”と託して。

英ランカシャー州のリー・ソーントンさんは、イラク南部に展開する
第12砲兵連隊に所属していた。
9月5日、街を巡回活動中に銃撃を受け、搬送されたドイツの病院で
2日後に亡くなった。22歳だった。


ソーントンさんは、学校の先生になることを目ざして大学で勉強していた
ヘレン・オプレイさん(21)と婚約。
イラクから戻れば、08年に結婚式を挙げる予定だった。

彼の死後、手紙を読んだオプレイさんは
「私の気持ちはとても言葉で表せない。彼は親切で、寛大で、男の人に求めるすべてを持っていた」
と悲しんだ。

手紙の内容は英BBCや主要紙でも報じられ、
「涙が止まらなかった」といった市民らの声が寄せられ続けている。

————————————————————–
なぜ、ぼくはこの手紙を書いているのだろう。
君には絶対にこの手紙を読んでほしくない。
だって、読むということは、ぼくが死んだということなのだから。

君は愛がどういうもので、愛されるとどういう気持ちになるか、
ぼくに教えてくれた。
いかに生き、本当の幸せのためにはどうあるべきかを教えてくれた。

神様がぼくらをこの地上で引き合わせてくれたのだと思う。
ぼくのベッドの頭の上には、君の写真がはってある。
毎晩、口づけしたぼくの指で君の顔をなでて、
君に見守られながら眠りにつく。

でも今度はぼくが、夢の中でも君が安らかでいられるように
君を見守ってあげる番だね。

さびしい時はいつだって、そっと目を閉じてごらん。
ぼくは君のすぐそばにいるよ。

ぼくは全身全霊で君を愛したよ。
君はぼくのすべてだった。

永遠の愛を。リー
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